緊急事態宣言が出され私達の生活にはどのような変化があるのでしょうか?
今回の記事では、自動車教習所についてご紹介します。
目次
緊急事態宣言とは?
まず緊急事態宣言が出されるとどうなるのか、簡単に頭に入れておいてください。
緊急事態宣言はどんな時に出されるの?
緊急事態宣言は下記が同時に該当した場合に発令されます。
- 国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある場合
- 全国的かつ急速なまん延によって国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合
緊急事態宣言が出されるとどうなるの?
「緊急事態宣言」が出ると、各都道府県知事に強い権限が与えられます。
都道府県知事は不要不急の外出・事業者に店舗や施設の使用制限「要請」できる権限です。
緊急事態宣言前は、自治体の外出自粛や大型イベント自粛要請が、発令によって「法的根拠のある」要請や指示となります。
ただ、あくまで「要請」なので、従わないことへの罰則は少なく、「自粛頼み」が続くことは変わりはありません。
緊急事態宣言で「要請」できること
要請できることは下記の4つになります。
- 不要・不休の外出自粛要請
- 大規模施設の使用制限の要請・イベントを開催制限、中止の要請・指示
- 学校・保育所・老後施設の休校を要請・指示
- 臨時の医療施設設置で土地や家屋を使用、、医療品など売り渡しを要請・収用
緊急事態宣言で「強制」できること
強制力のあるのは以下の2つの場合のみです。
- 土地の使用に関わること。病院の外にテントやプレハブなど「臨時の医療施設」をつくろうとする場合、知事は土地や建物の所有者の同意がなくても使うことができる。
- 知事がマスクなど医薬品や食料品の売り渡しを業者に求めることだ。
【緊急事態宣言】自動車教習所はどうなる?教習期限切れの措置は?
4月6日時点で、国の案では次の施設が基本的に休業を要請されています。
次の施設は基本的に休業を要請するとしています。
- 大学や学習塾、自動車教習所などの教育施設
- 体育館や水泳場、ボーリング場、スケート場、ゴルフ練習場、バッティング練習場、スポーツクラブなどの運動施設や遊技場
- 映画館やライブハウス、演芸場といった劇場など
- 公会堂や博物館、美術館、図書館など集会や展示に関する施設
- キャバレーやナイトクラブ、ダンスホール、バー、個室ビデオ店、ネットカフェ、漫画喫茶、カラオケ店、マージャン店、パチンコ店、ゲームセンターといった娯楽施設など
自動車教習所は原則休業のようです。
しかし、『緊急事態宣言とはなに?』でもご紹介しましたが、「緊急事態宣言」が出ると、各都道府県知事に強い権限が与えられます。
営業をどうするかは、各都道府県の自治体で判断されるのです。
2020年4月8日現在では、公安委員会より教習所の中止はまだ要請されておらず通常通りの教習が行われている所がほとんどのようです。
今後、営業時間の短縮、臨時休校の措置となる場合の対応については都度発表され次第追記していきます。
自動車教習所が休みになったら心配なことは?
自動車教習所は、4月になると学生の受講者が減るのが一般的のようです。
しかし、新型コロナウイルスの影響で学校のスタートが遅れたため、通常より多くなっているといいます。
緊急事態宣言により、知事からの要請でもし休校になった場合以下のような心配があります。
- 休校している間に仮免許の有効期限切れ
- 自動車教習所の教習期限が切れ
休校中に期限が切れ、また入りなおさなければならない・・!なんてことになりたくないですよね。
具体的な方針はまだ発表になっていませんが、仮免期限が延長になるとか、教習期限が延びるなどの措置がされると安心ですね。
こちらも発表され次第追記していきたいと思います。