確かに今更聞けないですよね!
今回はそもそもなぜ逮捕されたかを説明していきますね。
最後まで読んで頂ければ、一連の報道にも興味が湧くと思いますよ!
目次
始まりはカルロス・ゴーンの逮捕報道
ゴーン氏はなんとこれまで4回も逮捕されています!
その逮捕容疑は以下になります。
- 2018年11月19日 金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)
- 2018年12月10日 金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)
- 2019年3月6日 特別背任
- 2019年4月4日 特別背任
ゴーンはそもそも何をしたの?
4回も逮捕されるってそうそうないですよね!
そうですね~・・・では、そもそも何をしてしまったのか見てみ
逮捕①2018年11月19日金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)
有価証券報告書とは?
経営状況を知る為の報告書で、上場会社が事業年度ごとに作成しなくてはならない報告書です。
「有価証券」とは株券や債権のことですが、他にも企業の概況、事業内容、設備状況、営業状況、財務諸表などが記載されています。
有名人の脱税問題は聞いたことあるけどここまで額が大きいとびっくりだね。
逮捕②2018年12月10日金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)
また虚偽記載です・・
次は2016年〜2018年の役員報酬が70億円なのに30億円と報告していたそうです。
次に発覚したのは差額の40億円分の脱税ですか・・これまた額が大きすぎて恐ろしいですね。
逮捕③2019年3月6日特別背任
特別背任とは?
次に掲げる者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は株式会社に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、当該株式会社に財産上の損害を加えたときは、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科するとあります。
3度目の逮捕は、ゴーン氏が株取引で出した自らの約18億円の損失を日産に付け替えたと言われる容疑です。
そして、この取引に協力したサウジアラビアの実業家ハリド・ジュファリ氏の会社に、日産の子会社から約16億円を不正送金したという疑いがかけられています。(2009年~2012年の合計)
私的な投資で生じた損失を、日産のお金から補填して会社に損害を与えたとされているようです。
逮捕④2019年4月4日特別背任
また特別背任です・・
このときの容疑は、逮捕③のゴーン氏が株取引で出した自らの約18億円の損失を日産に付け替えるために行われた取引と見られています。
日産の子会社である日産中東からオマーンの知人がオーナーを務める販売代理店に、販売促進費などの名目で1500万ドルを送金し、このうち約500万ドルをゴーン元会長が保有する預金口座に送金させ、日産自動車に約5億6300万円の損害を与えた疑いがあるとされています。
(2015年12月~2018年7月の2年8カ月間)
何が悪かったの?
- 脱税を2回した疑い
- 会社の資金を2回不正に使った
ゴーン被告の不正な行為による被害額は約350億円以上になると言われています。
しかし、カルロス・ゴーン氏が反論するにも理由があるのです。
その反論こそが、日本警察のあり方や立憲主義を考えさせられる原因になっているのです。
それはまた別記事で詳しくまとめていきたいと思います!
まとめ
今回は、カルロス・ゴーン氏の逮捕の理由をまとめてみました。
世界を騒がせているゴーン氏のニュースに少しでも興味が持てるようになってくれたら幸いです。
日々新しい情報で日本、いや世界を騒がせているゴーン氏の行く末はどうなるのでしょうか。
まだまだ深い問題が沈んでいるような事件のようなので、一連の報道を見逃さず追っていきたいですね!