志村けんの財産50億円の相続税はいくら？遺産相続は隠し子と兄弟？

お茶の間に笑いを届けてきた志村けん(７０歳)が2020年３月１７日に新型コロナウイルスにより亡くなりました。

志村けんさんといえば、多くのテレビ番組で活躍されており、総資産はかなり多いと予想されています。

生涯独身を貫きましたが、隠し子がいるということも噂されています。

仮に隠し子もいた場合、誰が相続するのでしょうか？

今回の記事では、志村けんさんの財産はいくらなのか？誰が相続する可能性があるのかをまとめました。

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志村けんの財産は50億円！

志村けんさんは、かつて高額納税芸能人トップ２０人に入っています。

志村けんさんの出演する番組は一本300万円で、年収は約３億7千万円と言われています。

予想される総資産額は50憶円と言われています。

志村けんの財産50億円の相続税がヤバイ！

かなりの額ですが、相続税はいくらなのでしょうか。

相続税とは、「基礎控除額」を超えた部分に対して税金がかかります。

この基礎控除額は下記のように計算できます。

相続税の基礎控除額

3,000万円+600万円×法定相続人の数

志村けんさんの相続人は後にも記述していますが、1人か2人です。

仮に１人だった場合は下記のようになります。

基礎控除額＝3,000万円+600万円×1人で3,600万円。

50億円 – 3,600万円(基礎控除額) = 49億6,400万円

この49億6,400万円に対して相続税がかかることになります。

以下は税率表です。

志村けんさんの財産額は50億円で、6億円を超えているので相続税の税率は55%です。

志村けんの相続税の計算式

49億6,400万円×55%-7,200万円 = 26億5,820万円

仮に志村けんさんの財産50億円を相続人1人引き継いだ場合、26億5,820万円の相続税がかかる計算になります。

志村けんさんの遺産額が多い為、相続税もなんとも高額です・・！

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志村けんの遺産相続するのは隠し子？兄弟？

志村けんさんの遺産は誰が相続するのでしょうか？

相続権がある人物を見ていきたいと思います。

法定相続人図

法定相続人とは？

民法が「相続の際に遺産を受け取れる権利がある人」と認めている一定の相続人のことをいい、被相続人の血縁者を4つのグループ（配偶者／子／親や祖父母／兄弟姉妹）に分けて相続の際の優先順位を決めています。

このとき、被相続人の法律上の配偶者は常に法定相続人になりますが、この配偶者と一緒に法定相続人になれるのは残りの3グループの血縁者のうち最も順位が高い1グループのみとなるうえ、それぞれのグループによって民法の定める遺産の取り分（法定相続分）が異なります。

引用:相続弁護士ナビ

相続権の優先順番は、被相続人(亡くなった人)から見て下記になります。

相続権の優先順番

※配偶者は常に法定相続人

①子供

②親

③兄弟姉妹

志村けんさんの場合は、配偶者・親はいないので兄弟と子供(後に記述します)に相続権が発生する可能性があります。

志村けんの兄弟は遺産相続の権利がある

志村けんの家族構成は以下の通りです。

父：志村賢治

母：志村和子

長男：志村智之

次男：志村美佐男

三男：志村康徳(志村けん)

父の賢治さんは1973年(54歳)、志村けんさんが23歳のときに亡くなっています。

母の和子さんは2015年(96歳)、志村けんさん65歳のときに亡くなっています。

そのため志村けんさんの財産を相続する権利があるのは、実兄弟である長男の志村智之さん、次男の美佐男さんの２人です。

志村けんは奥さん・隠し子がいた？

公には伝えられていませんが、志村けんさんには隠し子がいるようです。

志村けんさんが1998年に出版した「変なおじさん」では、志村けんさんは隠し子がいたことを明かしています。

付き人時代に付き合っていた女性との子供ということです。

この女性は、2020年３月25日放送の「あいつ今何してる？」で明かされています。

大滝優子(おおたきゆうこ)さんという方ですが、この方は籍などは入っておらず、あくまで元恋人です。

隠し子の消息は不明ですが、仮にいた場合はどうなるのでしょうか。

隠し子にも遺産相続の権利がある

愛人に関してですが、事実婚や内縁関係の相手は相続人にはなれません。そのため、この場合、愛人は相続する権利はありません。しかし、愛人との間にできた子どもは、ご主人が認知していれば相続人になります。認知されているかどうかを確かめるには、その子の戸籍を見ればわかります。また、戸籍上では認知されていなくても、ご主人が遺言で認知することを書いていれば、その子は相続の権利があります。

急に愛人とその子どもが現れてショックであることはわかりますが、「財産は絶対渡さない」と主張しても法律的には認知した子どもには相続権があり、法定相続分は受け取る資格があります。ただ、法定相続分は目安ですので、相続人同士で遺産分割協議という話し合いをして双方が納得できればその分け方でも構いません。しかし、相手が納得しない場合は家庭裁判所で調停を申し立てて第三者を交えて話し合いを進めることになります。

引用:遺言相談弁護士相談広場

上記の内容からいくと隠し子も相続人になるようです。

しかしこのような条件があるようです。