2000年に演歌歌手としてデビューした氷川さん。
「演歌の貴公子」とも呼ばれ、その高い歌唱力や整った顔立ちは老若男女問わず現在でも多くの人に愛されています。
氷川きよしさんら、2019年にはご自身をジェンダーレスであることをカミングアウト。
近年では容姿や服装などの変化から、
- オネエっぽい
- おばさん化した
などのジェンダーレス化が止まらないと話題となっています。
今回の記事では、急速な変化を遂げる氷川きよしさんについて追っていきたいと思います。
目次
氷川きよしがジェンダーレスをカミングアウト!
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2000年に「箱根八里の半次郎」で演歌歌手としてデビューされた氷川きよしさん。
太眉に端麗な容姿で男らしいイケメンという印象もある方も多いのではないでしょうか。
しかし、近年では氷川きよしさんの外観や発言などに変化が表れています。
最近の氷川きよしさんのSNSはこのような感じ。
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見るからに以前より美しくなっていますよね(^^)
服装や、立ち振る舞いはまるで女性誌に出てくるファッションモデルのようです。
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このように美しく変貌された氷川きよしさんにどんな変化があったのてしょうか?
氷川きよしのジェンダーレス発言
氷川きよしさんは、2019年12月に「週刊新潮」で、ご自身のジェンダーレスをカミングアウトされています。
「みんなが求める『氷川きよし』に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。そもそも演歌というのは様式美、つまり、こうあるべきという型がある。日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない『自分の性分』というものもあって――」
引用:週刊新潮
その他にも、氷川きよしさんがこれまでご自身について語っている発言は以下の通り。
子どもの頃、「ナヨっとして女の子っぽかったから、よく、『オンナ!』とか『オカマ!』っていじめられて苦労した」
「『演歌の王道』を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて・・・」
「今みたいに自分に素直に生きるようになってからはすごく幸せ」
「日本中のみんなが、『氷川きよし』ってどこかアレしているけど、ああいう人みたいに生きていけるかも、頑張れるかもって思ってもらえばいい」
氷川きよしさんがカミングアウトされた¨ジェンダーレス¨とは一体どういうものなのでしょうか?
「ジェンダーレス」とは?
¨ジェンダーレス¨という言葉は下記の事を指します。
男女の境界線を無くす。また性別で区別しない。こういったジェンダーキャップをなくそうという考え方。
ジェンダー=「性別に関係なく」という意味である通り、男性であっても女性のようなファッションをしてみたり、ヘアアクセサリーやメイクを取り入れて、自分の美しさを築き上げようとすることです。
近年では、「ジェンダーレス男子」といった言葉もよく聞かれますが、氷川きよしさんの他には、このような方も増えてきています。
★
このように、男性や女性という性別を超えた、“自分らしさ”を大切にしている中性的な見た目の男性のことをジェンダーレスと呼びます。
これまでの氷川きよしさんを振り返ってみると、2019年にカミングアウトされる前後には、その容姿や話し方などについても変化があったことが分かります。
画像や発言内容と共に確認していきたいと思います。
【比較画像】氷川きよしのジェンダーレス化の変化はいつから?オネエまでの変化を時系列調査!
2019年にジェンダーレスをカミングアウトされた氷川きよしさん。
実際に、氷川きよしさんの変化が現れた2019年前後のようです。
画像と共に振り返っていきたいと思います。
2018年
2019年8月8日 : 始球式で生足披露
2019年8月8日に明治神宮野球場にて、始球式に参加された氷川きよしさん。
綺麗な生足を披露し話題となりました。
☆
ちなみに、2017年にも始球式に登場している氷川きよしさん。
https://twitter.com/5VFokDHsCBt61al/status/1159266599087398918?s=19
2018年→2019年の2年間で随分と綺麗に成長されたと感じますね(^^)
2019年8月23日 : 『スッキリ』で”あたし?”発言
2019年8月23日 の『スッキリ』に出演された氷川きよしさん。
水戸アナウンサーの料理についての質問に、
「あたし?はい好きですよ」
とコメントされており、ご自身を”あたし”と呼んだことが話題となりました。
MCの加藤さんが思わず「あたし?」と聞き直しています。
2019年紅白 : きよし君→きーちゃんへ
2019年の紅白のインタビュー時に、パフォーマンスについて問われた氷川きよしさん。
「キーちゃんらしく。きよし君はもうサヨナラして。キーちゃんとして輝きます!」
と答えています。
「きーちゃん」と愛称を変えることで、ジェンダーへの意識を変えていくという周囲へのアピールや決意の表れだったのでしょうか。
2019年11月 : グラビアで心境をかたる
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2019年11月25日発売の「GQJAPAN」でグラビアでの心境をかたっています。
「ジェンダーを超えた、自分らしさを特集してもらいたい夢があった。ラグジュアリーな感じがすごく写真に出た。」
本人の口からはっきり公言はされていないものの、「ジェンダーを超えた」という言い方からも、ジェンダーレスであること訴えたかったのではないかと感じます。
同日にはSNSの投稿で、ドレス姿も投稿されています。
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2019年12月
2019年12月12日の『きよしこの夜』で「ボヘミアン・ラプソディ」を披露した氷川きよしさん。
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心境について、マーキュリーの苦悩や思いを感じながら歌わせて頂きます。
とコメントを添えています。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』といえば、QUEENの名曲ですが45歳でこの世を去ったフレディ・マーキュリーの死因はエイズ。
彼が同性愛者だったことは有名な話です。
マーキュリーの苦労とご自身の重ね合わせたのかもしれませんね。
氷川きよしのジェンダーレスは幼少期から?なぜカミングアウトした?
このように、2019年を堺に女性らしい外観や仕草を隠さず出されている氷川きよしさん。
私達に見える形では、2019年を期に変貌を遂げたように感じますが、実は幼少期の頃から思い悩んでいたことを打ち明けています。
子供の頃はナイーブだったこともあり、「自分は生きていちゃダメなんだ」と思うぐらいコンプレックスを抱え続け、2000年には演歌歌手デビューを果たし、約20年にわたって歌い続けられていることにありがたいとの思いはありつつも、「楽しいと思えたことは正直なかったのかなって」と語っています。
より自分らしく、ありのままで今回紅白歌合戦でかがあきますので、それを見てみなさんも輝いて生きてください。
美容にしても、子供の頃から好きだったし、伸ばしてあげたい。それがダメだという日本の傾向があるけど、自分の個性を大事にして、自分自身の命を大事にして、人に励ましを送り続けられるアーティストでいたい
自分の中にある才能をもっと活かせたらいいなと思って歌ってきたし、後世の若い人たちにも『自分の限界をきめないで、次のドアを開けよう。負けないで一緒に頑張ろうね』という気持ちで
昨年から「ヨイトマケの唄」をカバーさせていただくようになったんです。でも、世間が求める「氷川きよし」の姿とは違う。あくまで「演歌の王道」を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……。
体調を崩したり、パニック症状が出るなどして精神的に落ち込んでしまったこともあったそうです。
このように、氷川きよしさんは幼少期の頃より精神面で悩んでいたことがよくわかりますね。
しかし、最近の氷川きよしは、心機一転、自分自身に正直にのびのびと活動しているように見受けられますね。